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2011年6月

写楽展

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  東洲斎写楽は 1794年5月から1795年1月までに

  大江戸芝居による役者絵を 大判雲母摺り28図を出し

  翌年正月の作品を最期に唐突に姿を消します。

  その間10ヵ月に145点余りの作品を発表しています。

 

  写楽は経歴不詳と云われており 江戸八丁堀に住ん

  でいた阿波藩の能役者齋藤十郎兵衛と云うのが通説です。

                                                                                     

  第一期 大首絵はプロマイド的要素が大きいのでしょうが

  芝居のストーリー、役柄の特徴が描かれ 手指のしぐさ

  身のこなし、そこにはその時 その瞬間の苦悩や哀感

  心のあり様が 芝居以上に凄みとなって描かれています!!!

                                             

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    〈三代目大谷鬼次の江戸兵衛〉

  一平を襲い金子を奪う江戸兵衛 実悪の極悪の凄みが!!

                                        

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    〈初代市川男女蔵の奴一平〉

  四条河原において、江戸兵衛らに襲われ、大事な金子三百両を

  奪われる。  必死さ 悲しさの凄さ!

                                               

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    〈谷村虎蔵の鷲塚八平次〉

  問い詰められ悪事が露見し逃れられぬと斬りかかる直前

                                            

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   〈二代目坂東三津五郎の石井源蔵〉

  父の仇討ちと藤川水右衛門 を討とうとするが 妻千束とともに

  返り討ちにあう。
      

 

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五百羅漢展

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  狩野一信は 江戸本所の骨董商の家に生まれました。

  狩野派の流れをくむ幕末の絵師です。

  増上寺の五百羅漢図を約10年かけ 96幅を描き上げたとこ

  ろで没しました。残り4幅は弟子の一純が一信の下図をもとに

  描いたそうです。

                                       

  釈迦の弟子の修行の様子が理想化され 強い色彩で描かれて

  おります。                                  

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      第22幅 六道 地獄

  龍が吐く地獄の炎を、風で消し飛ばそうとしています。

  強い色彩と迫力があります。

                                     

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       第51幅 神通

  神通力で 干し上がった川に頭から水を出す 岩から水を流す

  魚たちは助かります。

                                        

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      第67幅 禽獣

  動物をてなずけています。

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